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強風注意!春の風はなぜ強いのか? [日記]

こんにちは!

今日は風が強いですねぇ(@_@;)



それもそのはず、本日気象庁は、関東地方と四国地方で

『春一番』 が吹いたと発表しました。



今年は北陸、九州南部・奄美、中国地方で、すでに発表されていましたが、

関東については、昨年よりも17日遅い観測のようです。



午前中に観測された、東京都心の最大瞬間風速は18.9メートル だそうで、

東京スカイツリーの展望台は、朝から営業が停止されているそうですよ。



先日、「春一番」の観測条件についてお話しましたが、

春の風はなぜ、こんなにも強いのでしょうか?



春と言えば 「ひなまつり」 や 「お花見」

何だか、暖かくほのぼのしている印象があるせいか、

一般的に、春には穏やかなイメージを持つような気がします。




しかし、実際は意外にも強風の日が多いのだそうです。

1年を通して、風速10メートル以上の強風日を調べてみると、

最も強風の多い月は4月で、次いで3月だそうです。



私は、台風が多く到来する秋が一番多いのではないか、と思っていましたが、

秋は春の次に多く、やはり台風の発生率の高い9月10月が多いようですね。



また、北風ピューピュー吹き荒れるというイメージのある冬は、

確かに気温が低く寒いですが、風が強い日は意外にも少ないようです。



「風」 の持つイメージが、「涼しい」 とか 「冷たい」 など、

暖かい印象とは逆なので、秋や冬に風が強いものだと思ってしまいがちでしたが。




春はどうして強風が吹きやすいのか?



その原因は、南北の温度差が大きいこと にあるそうです。



春に近づく頃、北にはまだ寒気が残り、

南では季節の進行と共に、暖気の北上が強まります。


このため、日本付近では、南北の温度差が大きくなり、

北の寒気と南の暖気がぶつかりやく、低気圧が発達しやすくなるからだそうです。




この低気圧の早い時期のもの が、 『春一番』 となるわけです。


また、春の遅い時期(5月)に現れて急激に発達する低気圧は、

『メイストーム』 と言います。



共に春の風ですが、「メイストーム」は春から初夏に変わるときに発生するので、

寒気と暖気の温度差が非常に大きくなるため、低気圧が発達しやすくなり、

広い範囲で、天気が急激に変わって、荒れた天気になったり、

強い風や高波、大雨をもたらし、各地に被害をもたらす恐れがあります。

もちろん、必ずこの時期に発生するものではなく、年によっては発生しないこともあるそうです。




春はイメージと違って、意外にも荒れた天気が多い季節


年間を通しての、天気の傾向を知っているだけでも、

レジャーや旅行、様々な計画を立てる上でも参考になるのではないでしょうか。





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タグ:春 風強い
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